2011年11月17日

自然災害が、納品にまで及びご迷惑をおかけしております。

前回、皆さんにご紹介した、指物職人の藤井了さん。8月半ば過ぎ、静岡市の興津川上流の別荘地に工房を移転し、私たち橋本家具のスタッフも喜んでおりました。
ところが、9月半ば過ぎの台風で、この別荘地周辺は大変な被災状況になってしまいました。5〜6軒ほどの小さな別荘地は、水害と土砂崩れによって、完全孤立。もちろんライフラインも停止し、藤井さんご夫妻は、お年寄りが取り残されたと、新聞に掲載されることになってしまいました。

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仙台から、ようやく藤井さんに連絡が取れ、私が藤井さんの工房に行くことができたのは、10月6日でした。
道路は3か所で大きな土砂崩れがあり、四駆で入ったものの車体が斜めに浮いて走行している、恐ろしい状態。普段アウトドア派の私ですが、あれほどの山道を通ったのは初めてです。やっと藤井さんの工房に到着したものの、電気・ガス・電話がストップ。私が3日ほど宿泊している間に、ようやく業者さんが訪れた状況。町に買い物に行ったり、工房内の電気復旧のお手伝いをしましたが、工房周辺の状況は、何をするにしても大変なものでした。また、現在も完全復旧はなされていません。

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仙台周辺は、東日本大震災後に家具修理のご注文が多いうえに、今回のような職人さんの新たな被災状況など、納品が大変遅れておりまして、本当に申し訳なく思っております。
腕の良い職人さんの育成が切実な状況であることを、改めて感じた、自然災害の恐ろしさです。(梅原)
posted by hashimoto-staff at 13:49| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ